メトロ電気工業株式会社

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  • 受賞・認証

2024.09.04

第7回 エコプロアワード「経済産業大臣賞」を受賞しました。

第7回 エコプロアワード「経済産業大臣賞」を受賞しました。

メトロ電気工業株式会社(代表取締役社長:近藤元博)は、独自のエコロジー熱源 オレンジヒートシリーズによる環境・社会貢献の取り組みで、「第7回 エコプロアワード」における経済産業大臣賞を受賞しました。

 

PressRelease 「第7回 エコプロアワード」経済産業大臣賞を受賞

エコプロアワードとは

2050年カーボンニュートラルの達成、サーキュラーエコノミー型経済への転換、DX化、ESG対応など、社会経済を取り巻く状況の変化を視野に入れ、具体的に優れた環境配慮が組み込まれ、日本市場において事業者、消費者、投資家、市場関係者等から高く評価された製品、サービス、技術、ソリューション、ビジネスモデルといった案件を表彰するものです。この表彰により、製品や技術などのさらなる開発や普及促進を図り、持続可能な社会に貢献することを目的としています。
エコプロアワード ホームページ

エコロジー熱源 オレンジヒート®が経済産業大臣賞を受賞した理由

  • 産業用分野で電化困難な高温熱源の代替を実現した点は非常に大きなインパクトがある。多くのメーカーで大幅なCO2削減を実現するために電化を進めているが、温度帯によって電化が困難な部分が残ってしまっている状況の中、ある程度の高温領域に対応できる点で、今後の産業分野の脱炭素化にも貢献するものと考える。
  • 幅広い分野で活用されているとともに、省エネだけでなくサーキュラーエコノミーにも対応しており、効果・影響力が大きい。出荷実績もあり、海外市場にも期待が持てる。
  • 高温が必要なところから低温の熱の需要まで賄える技術。特に、高温が燃料の燃焼熱に頼っているのに対して電力で賄えるとすると電化が困難であったプロセスの電化が進むことに期待したい。

カーボンニュートラルの実現に向けた環境・社会貢献の取り組み

当社が実用化し販売しているオレンジヒート®は、カーボンニュートラルの達成、サーキュラーエコノミーへの対応を両立する次世代のエコロジー熱源です。

家庭用から業務、産業、先端技術分野に至るまで幅広い分野で活用され、環境貢献を果たしています。例えば、民生分野では日本の伝統文化であるこたつ用のヒーターユニットにも組み込まれています。当社製品は国内トップシェアを有し、省エネ性が高く長寿命であるとともに修理、交換も容易であるほか、1981年の発売当初より製品の開発、製造、販売から修理交換・アフターサービスまで一貫して取り組んでいます。

また、業務、産業分野では電化が困難な高温熱源の代替のみならず既存の加熱工程の効率化、生産性向上、品質向上等の目的で活用され、特に高温帯800~1,200kW/㎡においては管球式熱源としてはほぼシェアを独占しており、脱炭素社会の形成と省資源、省エネ並びに産業競争力強化に貢献しています。

その効果として、オレンジヒート®の使用段階による累積CO2抑制量は2011年~2022年で約225万tとなります。これはハイブリッド車100万台のCO2抑制量に相当します。(当社算出)

また、オレンジヒート®の製造過程では、再エネ活用により最大限のCO2削減を果たしているとともに、廃棄物の3Rを徹底し、資源の有効活用を推進しています。さらに、適量生産やオーダーメイド生産により過剰在庫を避け、資源の無駄を削減しています。加えて、サブスクリプションサービスを検討し、ヒーターという「モノ」の提供から「熱」の提供というサービスモデルによる提供価値の変換と再使用・再資源化に向けた効率的な回収を実施しています。

家庭用から宇宙開発まで幅広い分野の熱源として省エネ化・脱炭素化が可能となり、品質・生産性向上と付帯効果により環境・社会・経済に貢献しています。当社は今後も、事業活動を通じて社会課題解決と持続可能な社会づくりに貢献してまいります。

エコプロ2024出展について

2024年12月4日(水)~6日(金)まで東京ビッグサイト 東ホールにて開催される「エコプロ2024」に受賞企業として出展します。ぜひこの機会に当社ブースにお立ち寄りください。

会期:2024年12月4日(水)~6日(金) 10時~17時
会場:東京ビッグサイト 東ホール

エコプロ2024 ホームページ

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